学会シーズンの終了

学会シーズンの終了

今年の夏秋の学会シーズンも無事終了しました。学生・スタッフがそれぞれの研究内容を発表し、国内外の研究状況の調査を行いました。

7月20日から25日にかけては国際会議Gordon Research Conferenceの分会であるX-Ray ScienceがアメリカのStonehill Collegeで開催されました。緑豊かなキャンパス内で、夜の10時までX線科学の先端的な発表が続き、研究者間の交流も活発でどこかサマースクールのような雰囲気でした。木村研究室D3の櫻井さんと助教の竹尾がポスターを持参し、多くのアドバイスや指摘、激励を受けました。女性が多い学会であったため大変新鮮でした。櫻井さんは現地で一時体調を崩しましたが、理化学研究所を中心とする多数の研究者のサポートを受け、回復してから無事帰国しました。この場を借りてお礼を申し上げます

続いて8月3日から7日の期間、SPIE Optics + Photonics 2025がアメリカのSan Diego Convention Centerで開催されました。X線に限らず光学全体に関する大規模な国際会議で、木村研究室からはM2の永山さんと竹尾が参加しました。永山さんは東北大学や名古屋大学から参加した学生さんとも交流を深めていました。国内も含めて学会での口頭発表は初めてでしたが、質疑応答までしっかりとやり遂げました。X線関連のセッションではタイコグラフィの研究発表も多く、研究テーマとの関連性が強い永山さんは興味深く調査・交流していました。

9月17日から19日には京都大学吉田キャンパスで精密工学会2025年度秋季大会が開催されました。こちらには木村研究室D1の中田さんと永山さんが口頭発表で参加し、X線ミラー技術に関する深い議論を交わしました。

多くの課題が明確化した学会シーズンを終え、2025年度も後期に突入します。次のイベントは10月24日、25日に開催される物性研究所一般公開です。大人から子供まで楽しめる内容となっております。様々な方のご来場をお待ちしております。

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