SPring-8夏の学校が開催されました

7月6日から9日にかけて、第25回SPring-8夏の学校が開催されました。参加者は、26本のビームラインで行われる実習のうち2種類を選択し、それぞれに一日ずつ取り組んでいました。
東京大学シンクロトロン放射光連携研究機構は、夏の学校の主催団体の一つとしてBL07LSUでの実習を担当しました。木村研究室の軟X線イメージング装置CARROTを用いた実習に、修士課程の学生さん5名が参加してくださいました。写真はタイコグラフィの計測原理についてざっくりと説明していた時のものです。それぞれが計測する試料を光学顕微鏡で選択した上で、CARROTでの軟X線観察やPythonを用いた解析プログラムの構築を行いました。
夏の学校は毎年7月初めに開催されます。また、今年の9月7日~10日にはSPring-8秋の学校も開催されます(明日7/18正午が参加登録の締切です)。放射光について網羅的に勉強する貴重な機会ですので、大学院生、企業研究者など様々な方のご参加をお待ちしております。