刊行物へのメンバーの登場
7月は木村研究室の全員が入れ替わり立ち代わり播磨入りし、SPring-8 BL07LSUとSACLA BL1で軟X線実験を実施しました。実験データの整理もまだまだこれからというところですが、一部のメンバーは8月の国際会議(XRM, SPIE)に向けた準備に取り掛かっています。
そんな中、施設内の刊行物を見てほっと一息つく場面がありました。SPring-8 NEWS 116 (2024. 6)の表紙に、島村さん(原田研特任助教)のイラストが載っていたことです。今回のSPring-8 NEWSには、島村さんの学生時代の研究成果が紹介されています。表紙には和装姿の島村さんが集光ミラーを構えている様子が大きく描かれており、彼の知り合いが皆笑顔になる仕上がりです。
木村研が留守がちにしていた柏キャンパスですが、7月の物性研だより第64巻第2号に当研究室の吉永さん(D1)・櫻井さん(D2)の記事が掲載されていました。これらの記事は、それぞれ2023年度精密工学会秋季大会 ベストプレゼンテーション賞とJSR2024 学生発表賞の受賞を報告するものです。修士課程から進めてきた研究が少しずつ形になってきたことを、あらためて実感しました。